弊社では、1都3県とその周辺の空き家・実家の相続不動産の仲介・買取り・利活用提案・賃貸など、お困りのご所有不動産に関して、様々な角度からご提案させていただいております。
今回のご相談者様はお亡くなりになられた方の娘様でした。
お父様が他界され、ご自宅と同じ敷地内にある工場の全部を、娘様の単独名義に相続登記されたとの事です。
今後は使う予定が無く、現在は物置のような状態になっておりましたので、売却されたいとのご意向でした。
一見、土地も広く、価値がありそうな土地ですが、弊社にて物件の調査をしましたところ、以下の問題点が見つかりました。
※以下の写真は実際の現地の写真となります。重油のタンクが見えますね。
- 母屋と工場の老朽化が進んでおり、現在は空き家状態となっている。
→今後、「管理不全空き家」または「特定空き家」認定の可能性。固定資産税最大6倍?
更地にした状態と同じ金額になってしまうという事なります。
- 父は生前は染色工場を営んでおり、土壌汚染の問題を抱えております。
本件に限らず工場やクリーニング工場跡地は土壌汚染の可能性が高いです。
→そのままでは、再建築ができない為、建物解体後、土壌除去、土壌入替費用が土地面積に比例して大きく生じてしまいます。
知らないでそのまま一般仲介販売で売却してしまった矢先には、後から地中埋設物責任が売主に問われ、
多額な損害賠償を支払う事に繋がりますので、注意が必要です。⚠
このような土地は実際に一般仲介販売で市場へ出せるまで様々な対応と費用が強いられる為、一般の方がすべてを調査し、買主様へ適切に引き継ぐというのは困難な対応となります。
弊社、マトリックストラスト/不動産相続の相談窓口では、このような問題を抱えられたご所有者・相続人の方へ買取や利活用のご提案、また、士業の先生や各専門家との連携により、問題解決に向けて迅速に協議し対応してまいります。
また、弊社の相続セミナーを定期的に開催をしておりますので、勉強会を通じて様々な問題点の解決・共有を行えたらと思いますので、是非ご参加ください。
これらの調査は原則無料にて行っておりますので、もし問題をお抱えでありましたら気兼ねなくご相談をお待ち申し上げております。